今回は自戒を込めて書いてみます(と最初に言い訳がましい)。
SNSやネットを眺めてると、マーケティングやブランディングに関する情報がたくさんあるし、それらを教えてる人がたくさんいます。
まあ、僕もそのうちのひとりに入るのかもしれません。
ちょっと気になるのは、みんな同じような言葉で同じようなことを書いてるところ。
例えば、マーケットをリサーチしてターゲットをセグメントしましょう。ペルソナを設定しコンセプトを明確にして発信しましょう。フロントエンドがどうでバックエンドがどうで云々カンヌン。SEO対策してCVRをどうしてLTVがどうこう(語彙力)
そういうのって、自分で考えたの?と思うんですよね。
初めてペルソナって聞いたとき「それって美味しいの?」とボケたくなりました(お恥ずかしい)。
だって、どこにも存在しない人のことを微に入り細に穿って考えることにどんな意味があるのか理解できなかったから。
そう言えばターゲットという言葉を初めて聞いた時も、戦争映画が好きだったせいで「人を的扱いするなんて!」と驚きました。
フロントエンドやバックエンドなんてのはもちろん、CVRだのLTVなんてもう何のこっちゃです(英語力がないだけやろ!)
戦争で思い出しましたが、最近の戦争は安全な部屋のなかから遠隔操作でミサイル攻撃したりするみたいに、カタカナや英語ばかりだと「商売」のリアリティが薄れてる感じがするんです。
そういう意味では、マーケティングやブランディングについて教えてる人は、自分で情報以外の何かを売ったことがないのかもしれません。
僕は、本を読めば書いてあるような「知識」や「方法論」を、自分で考えたかのように人に伝えるのはかっこ悪いと思うので、できるだけ自分で考えるようにしてきました。
と、偉そうに書いてますが、マーケティングにハマって本を読みまくったり有名マーケターのセミナーを聴きに行ったこともあります。
30年近くデザイン会社を経営したり、