バッターボックスに立つことが重要だ。
バッターボックスに立たないことにはホームランはおろかヒットも打てないし、塁に出ることが出来ない。
みたいな例え話で「行動の重要性」が語られることがあります。
ビジネス書や自己啓発書でも、最後には「本を読むだけでなく行動することが大事」と書いてあるものが多いというのが僕の印象。
まあ、それだけ行動しない人が多いということなんだろうし、僕も好奇心からくる行動力(というより衝動)で今日まで生きてきたようなものなので、行動することが大事だということには異論ありません。
ただ
ここまで「行動すればうまくいく」「行動しないとダメだ」というようなムードになると、天邪鬼の僕としては「本当なのかな?」と思ったり、そのムードのせいで逆に苦しんでる人もいるんじゃないかと勝手に心配したりしてしまいます。
というわけで、今回のテーマ
行動について考えてみました
僕は発振型ビジネスというビジネススタイルについて発信していますが、そのなかで「やり方の前の在り方が大事ですよ」とお伝えしています。
行動に関しても同じじゃないかと思うんですよね。
つまり
行動の前が大事。
と書くと
「そりゃあ、やみくもに行動する前に、目標や計画を立てることが大事に決まってる」
と考える方もおられると思います。
でも、僕が「行動の前」に大事だと思うのは、目標や計画よりも動機や目的。
まず、動機
なにかの本で
人間が行動したり言葉を発する時は、「愛」か「恐れ」のどちらかのエネルギーから発せられる
というのを読んだことがあるのですが、まさにこれ。
愛というと少し大袈裟な感じがするので、僕は「ポジティブな感情」か「ネガティブな感情」と置き換えて考えています。
もっとわかりやすく言うと「やりたいから」か「しなければいけないから」という違い。
次に、目的
そもそもなんのために行動するのか?ということですね。
ここ、勘違いしてる人が多いのですが
数多くの人のビジネス相談にのってきた経験から言わせてもらうと
目的が具体的過ぎるのです。
もう一度
目的が具体的過ぎるのです。
これまた
「え?目的が具体的なのはいいことじゃないの?ちょっと何言ってるかわかんない」
と思われたかもしれませんが、僕から見ると、目的と目標がごっちゃになってるケースが多いと感じます。
確かに、目標は具体的なほうがいいと思いますが、目的はもっと抽象度の高いものだというのが僕の認識だから。
抽象度が高いものだからこそ、困難を乗り越えたり、諦めずに続けることができて、結果的に望む(いや、望む以上の)未来に到達することが可能になる(なにより楽しくて努力が要らなくなるというのが大きいのですが)。
いかがでしょう?
行動することは本当に素晴らしいし、行動しないことには何も始まらないというのは僕も完全同意ですが、その前を意識することも大事じゃないかというのが僕の伝えたかったことです。
で、本当に重要なのは
え!まだあるの?
実は、動機や目的の前に、もっと重要なことがあって、それは
「自分が自分をどう思ってるか?」
ということなのですが(そこをすっ飛ばすと、動機や目的自体を間違えてしまう可能性があります)、そこまで言及すると長くなるし、かえって混乱してしまわれるかもしれないので今回はここまでにしておきます。
というわけで
行動する前には、一旦立ち止まって、あなたの動機や目的について考えてみてくださいね。
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