キャリアの棚卸しって必要?
就職・転職・起業などのタイミングでキャリアの棚卸しをする人がおられます。
ちなみに僕は
就職・複数の転職・起業を経験してきましたが、1回もしたことないし考えたこともありません。
その理由は単純で、常に「やったことがないことがしたかったから」。
そんな僕の話は置いておいて、今回はキャリアの棚卸しについて深堀りしてみたいと思います。
先日、X(旧Twitter)にこんな投稿をしました。
主旨としては
経験の少ないうちにキャリアの棚卸しをするよりも経験値を高めるほうがいいのでは?
ということ。
もう少し詳しく書くと
少ない経験のなかから、「これからやること」や「進むべき方向」を無理やりひねり出しても「本当にやりたいこと」や「自分に向いてること」はわからない。だから、もっと未知の経験を積むことをおすすめしますということです。
今回の本題はここから
上に書いたようなアドバイスをするのは、それっぽいのですが、身も蓋もない話でしかないので、もう少し具体的にどうすればいいのかについて書いてみます(最初から書けよ)。
僕は長年デザイン関係の仕事をしていますが、名刺やパンフレットやホームページを作るとき「将来どうなりたいのか?」を聞きます。
全く同じ聞き方ではありませんが、必ず似たような質問をします。
すぐに答えてくれる人もいれば、「そんなことは考えたことなかった」という方も。
あなたはいかがですか?
例えば
「10年後に健康やお金の心配がないとしたらどんな生活をしていたいですか?」
と聞かれたらなんて答えますか?
ちょっと考えてみてください。
いかがでしょう?なにか浮かびましたか?
ここまで書いておいてなんなんですが
僕はその「答え」を知りたいわけではありません。
上に書いたキャリアの棚卸しと一緒で、出てくる「答え」は過去の経験や知識以上のものではないから。
※1年後に同じ質問をしたらほとんどの人が変わると思います。
本当の目的は
いろんな質問をしながら、「この人はどうなったら嬉しいんだろう?」と探ること。
そして、そこから抽象度の高いコンセプトを考えたり、具体的なデザインに落とし込んだりします。
なので、逆説的かもしれませんが、経験値が低い方の相談に乗るとしても、(キャリアの棚卸しをすることなく)アドバイスをすることは可能です。というか、それが「キャリアの棚卸しって必要?」で言いたかったこと。
僕はいま、発振型ホームページプロジェクトというサービスを提供していますが、そのなかでも最初にやることは同じです。
発振型ホームページプロジェクトは、発振型ビジネスがベースなんですが(ややこしいわ!)簡単に書くと、自分の発振に共振してくれる人と楽しくビジネスするという考え方。
だからこそ、自分が本当に楽しいとかやりたいことを深堀りする必要があります。
そうでないと「発振」できませんから。
キャリアの棚卸しって必要?アゲイン
僕はキャリアの棚卸しが無駄だとか不要だと言いたいわけではありません。
実際、僕がホームページを作ったりするときも、それまでのキャリアについて聞くこともあります。
ただ、それは、その後ろにある「背景」を探る参考にするためで、むしろそれまでの(表面的な)キャリアとは無関係なコンセプトや仕事を提案することもあって驚かれることもしばしば。
上に書いた、「背景」をさらに詳しく書くと、僕は、衝動や執着のようなものだと考えていて、それと仕事が結びつくと、それこそ発振力が高まり、楽しく長く仕事を続けることができます。
僕自身、40歳くらいのときに(自分の衝動や執着に)薄々気づいて、50歳くらいの時のある事件をきっかけに確信に変わってから、還暦を過ぎたいまでも、楽しく仕事を続けることができているのがひとつの証拠。
僕の経験だけでは(残念ながら)大成功しますよとか、お金持ちになれますよとは言えませんが、少なくとも毎日それなりに楽しく生きてます。
なので、キャリアの棚卸しをするのもいいけど、そのなかから(も)、自分の衝動や執着について考えてみることをオススメします。
とはいえ、僕の場合は、(人生ヲワタ!レベルの)めちゃくちゃ痛い目に逢うという経験を通して気づくことができましたが、自分で気づくのはかなり難易度が高いのも事実。
もし、自分の衝動や執着に興味がある方は、発振型ホームページプロジェクトの無料コミュニティに参加してみてください。無料ですし、無理になにかを売りつけたりしないのでお気軽にどうぞ。
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自分の衝動や執着に興味がある方もない方も、LINEでつながってください。個別相談にものりますよ。
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