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玄人受けするのが嬉しいのはわかるけど

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玄人ウケするってありますよね。

いま風に言うと、プロからリスペクトされるっていうのかな。

世間的にはそんなに有名じゃないけど、業界内で支持者が多い。みたいな存在。

高校生の頃ロイブキャナンていうギタリストが好きだったんだけど、まさに玄人ウケする人で、本人はそこまで売れてなかったけど、有名ギタリストからリスペクトされてた。そういう人を好きと言うことで自分の審美眼を密かにアピールしたいというよこしまな感情がなかったと言えば嘘になりますね。ってなんでこんなところで当時の心情を吐露してんねん。

話を戻して

専門的な職業に就いてる人にありがちなのが、業界の人の目を意識すること。

つまり、玄人受けすることですね。

僕が長年仕事してきたデザイン業界や飲食業界でもそう。職人的な技術を求められる(そうでないことも増えてるけど)世界では、技術を高めることで業界内で認められることを目指す傾向がある。

それって、ぜんぜん悪いことじゃなくて、むしろ健全な素晴らしいこと。ただし、本人がハッピーなら。

なんか思わせぶりなこと書いてますが、デザインも飲食も、その他の技術職も、届ける相手があってこその仕事。お客さんですね。

お客さんが喜んでくれて、業界内でも評判がよくて、となると、その評価(経済的にも)が還ってきて自分もハッピーになれますが、業界内ではウケるんだけど……。だと、リターンが少なくてハッピーになりにくい(リターンは求めない!という人は除きます)

最後は本人次第なので、何が正解ということはないんだけど、いずれにせよ仕事を続けるには、ある程度経済的に満たされる必要がある。

「おらあ宵越しの金はもたね主義なんだ!」と強がっても(時代劇かっ!)仕事ができなくなったらお終いだから、お客さんにもウケることも大事。

僕もデザイン業界の端くれで仕事してきたので、ついつい同業者の目を気にしてしまう気持ちはよくわかります。ダサいものは作りたくない。同業者にホメられたい。

でも、作るものの目的によっては、ある程度のダサさが必要なこともあります。いや、むしろダサくないとダメなときもある。
*ダサいというのはあくまでも主観なので、僕的にダサいという意味です。

いまは目的に合わせて最適と思えるものを提案しますが、昔はよく悩んでました。

って書いてて思うのは、こういうことで悩むのって、ほんと自分の都合やなってこと。相手やお客さんの都合を考えてない。見るべき方向が違ってる。

これはなにも、技術を磨くよりも、お客さんの都合を優先して気に入られるようにしましょうという話ではありません。

技術は磨きつつ、お客さんが喜ぶことも考えて仕事することで自分も楽しくなるという状態を目指すのがいいのでは?ということ。

たとえばプロ野球選手。プロなので技術レベルが高いのは当たり前ですが、ファンサービスを考えて球場への来場者を増やす努力をする選手がいます。そういう人は、結果的に人気が出てCMに出演したり、引退後もいろんなオファーがあったりする。

飲食業界でも、予約の取れないようなレストランのシェフほどファンサービスを欠かさなかったり、常にお客さんを喜ばせるメニューを出し続けてたりする。

自分の技術を使って、お客さんにとって最大の価値を提供する。ですね

一生懸命がんばってるんだけど、なんか報われない気がする。という方は、自分がどこを見て仕事してるか?を考えてみるといいですよ。

自分や同業者から、外に目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。

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