経営者相談事例 その3.陶芸教室編

中小企業経営者の相談役でオモシロタノシストのタイヨシフミです。

僕がどんな風に経営者さんの相談にのってるのかを事例を交えて紹介するシリーズの第三弾。

>>>第一弾の記事はこちらです。

>>>第二弾の記事はこちらです。

ある陶芸教室の経営者さんから相談がありました。

生徒を増やして売り上げを上げたいという相談。

ヒヤリングした内容を簡単にまとめると

・生徒が少ないので割引クーポンを作りたい。
・集客のために空きスペースをギャラリーにしたい。
・他の陶芸教室と差別化が難しい


以上から、僕が提案したのは

・立地で差別化する。
・価格を上げる。
・ギャラリーよりもカフェを作る。
・割引クーポン作成よりもホームページのリニューアル。

です。

その陶芸教室に訪れてみると、二階建ての教室の目の前にはきれいな川が流れていて、春は桜が綺麗に咲くとのことだったので、「眺めのいい陶芸教室」というキャッチフレーズを考えました。

経営者さんは「値上げをすると生徒さんが来なくなる」と心配されましたが、「インターネットで同業者のサイトをみてください」と伝えたところ、「確かに、気になるのは高いところか安いところですね。どちらも理由を知りたくなります」と言われたので「ちゃんと理由を伝えて値上げしましょう」と提案。

(ギャラリー案をやめて)教室が見えるレイアウトで小さなカフェを併設することで、カフェを訪れたお客様に陶芸教室に興味を持ってもらったり、作品の展示販売をすることも提案しました。カフェで使用する器はすべて陶芸教室で作ったものにして「器も美味しいカフェ」というコンセプトに決定。

ホームページは「眺めのいい陶芸教室」をメインコピーにして風景やカフェの様子を掲載することで、他の陶芸教室と違う雰囲気を伝える内容にリニューアル。

というようなことを行なった結果

狙い通り、カフェだと思って入って来られたお客さんから教室の生徒さんになられる方が増えたり、オリジナルの器が売れるようになったりして教室全体が活気づき売り上げも上がりました。

また、有名な業界誌から取材の申し込みがあり特集記事にしてもらえたのですが、その理由が「ちょうど、眺めのいい陶芸教室の特集をしようとネットで検索していたら出てきたので」というものだったので、うれしいやらびっくりするやら。

他にも情報誌のカフェ特集にたびたび取材されたことで、来客数が増えて結果的に陶芸教室の生徒さんが増えるという相乗効果も。

僕はデザインの仕事をメインにしていた頃から、クライアントさんの言うことを聞かないことを一つのポリシーとしています(笑)

その代わりに、クライアントさんが本当に求めているのは何か?どうなったら嬉しいのか?を一生懸命考えて、それを実現する最短ルートを考えて提案してきました。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

何かの参考になると嬉しいです。

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