昨年末から、プログラミングの初歩的なことを勉強しているので、カラーバス効果なのか、ネット上でプログラミングに関する記事が目に止まります。
たまに見かけるのが、「プログラミングの勉強をしたけど挫折した」というもの。
僕自身、様々なことを始めては中途半端にやめたり諦めたりしてる人間なので、偉そうなことは言えませんが、「目的」の違いなのかな?とふと思ったので、この記事を書いています。
例えば
プログラミングの話で書くと、「プログラミングを勉強する」ということが目的だと続けにくいのではないかということ。
僕は、プログラミング自体になんの興味もありませんでしたが、ホームページをつくるときに「やりたいこと」があって、そのためにはプログラミングの知識が必要だとわかったから、そのために勉強を始めました。
つまり、僕はプログラミングがやりたかったわけではなく、「やりたいこと」のためにプログラミングの勉強をしています。
なので、やりたいことさえ実現できたら、勉強はやめます(わざわざ宣言しなくてもいいやん)。
僕はデザイナーの仕事もしていますが、元々デザイナーを目指していたわけでも、なりたくてなったわけではありません。
30代前半に起業して印刷物が必要になったとき、「こんなものがつくりたい」というのがあったから、必死でやってるうちにハマって、気がついたらデザイン事務所になってたんです。
その後、デザイナーを雇用するようになったとき、「未経験者歓迎」と書くと、デザイナー志望の人が応募してくるのですが、「デザイナーになって、なにがやりたいんですか?」「目的はなんですか?」と質問すると「とにかくデザイナーになることしか考えてませんでした」と答える人も多く、やりたいことやつくりたいものがない人は不採用にしてました。
経験上、続かない人が多かったから。
また、そういう人は、別の道に進むほうがハッピーになれると考えたというのもあります。
起業の相談にのることも多いのですが、「どうして起業するのですか?」「起業してどうなりたいのですか?」と質問したとき、「お金を稼ぎたいから」「会社に拘束されたくないから」みたいなことを答える人はうまくいかない(モチベーションが続かない)気がします。
なので、あれこれ話を聞きながら衝動や執着を探って「本当にやりたいことはこれではないですか?」「こうなったら嬉しくありませんか?」と視点を移動させるということをよくやります。
本当にやりたいことが見つかったら、苦手なことや困難も乗り越えるエネルギーが湧いてきて、楽しく未来を目指すことができるようになりますから。
これって、なんでも一緒。
結婚したい人
お金を稼ぎたい人
有名になりたい人
出世したい人
転職したい人
ダイエットしたい人
したいことの「本質的な目的」が明確で本当にやりたいことならうまくいくはず。
少し違う角度から書いてみると
僕は子供の頃から本を読むのが好きで、いまでもけっこう本を読みます。
結果的に仕事の役に立ってる気もするけど、それが目的ではありません。
人によっては、本を読む目的が「ビジネス書を読んで仕事に役立てること」という方もおられるかもしれませんが、僕は小説や漫画を読むことが多く、その目的は「視点を増やす」ことです。
平たくというと「ただの好奇心」。
生まれつき好奇心が強いので、役に立つとか無関係にいろんな人生や生活や考え方を知りたくて読んでるだけ。
読書をして知識を増やそう、読書をしないとダメだ、みたいなことは考えたこともなくて、ただ読みたいから読んでます。ついでに書くと音楽も聴きたいから聴いてます。
話を戻すと
最近、やりたいことだけやろう、やりたくないことはやめよう、やりたいことだけやってたらうまくいく、みたいなことが言われるし、そのせいか「やりたいこと探し」で悩んでる人も増えてるような気がします。
この記事のタイトルは
「やりたことだけやって生きていくコツ」ですが
僕がお伝えしたいことは
すでにみんなやりたいことだけやって生きてる
ということ。
「いやいや、何を寝ぼけたこと言ってるんだ、毎日毎日やりたくもないことを我慢してやってるんだ!」とお怒りの方もおられると思いますが、僕の考えでは、本当にやりたくないことはやらないと思うのです(我慢できない)。
そういう方に「では、それをやめればいいじゃないですか」と言うと、「やめられない」理由をあれこれ並べて変わろうとはされないので、「なんだかんだ言って、やりたいことをされてるんだろうな」「いまよりやりたいことがないんだろうな」としか思えない。
本当にやりたいことが別にあるなら、どんなことをしてでもやろうとするはずですから。
最後に
自分はやりたいことだけやって生きてる
ということを自覚するだけで、人生に変化が起きてくるということをお伝えして終わりにします。
本質的な自分が本当にやりたいことを知りたい方はLINEに登録してくださいね。
ミスタードーナツが好きな方もぜひ!
このブログを読んで面白かった、ちょっぴりタメになったと思われた方は、TwitterやFacebookでシェアしたり、役に立ちそうなお友達にLINEしたりしてくださいね。
そのためにシェアボタンやURLのコピーボタンが下にあります。