中小企業経営者の相談役でオモシロタノシストのタイヨシフミです。
2回にわたって経営者相談の事例を紹介しましたが、今回は僕が経営者の相談にのるときに考えてることについて自己分析してみたいと思います。
経営者相談事例をお読みでない方は、お読みいただいて戻ってきてください。
いきなり結論を書きますが、僕が経営者の相談時に(色々質問しながら)考えてることは
どうなったらこの人が一番喜んでくれるだろう?
ということです。
最初の事例では、まず元気になって楽しく仕事することだし、二つ目の事例では安売りや値引きをやめてお客さんに振り回されないこと。
僕が提案したのは、それを実現するための「考え方」や「具体的な方法」です。
こう書くと当たり前のことだし、わざわざ僕に相談しなくても自分で考えてやれそうに思えるかもしれませんが、実際は難しい(まあ、そうでないと僕の仕事が成り立ちませんし)。
そこで、その理由について書いてみますね。
まず、意外と自分がどうなったら嬉しいかわからない経営者がおられます。
経営者なんだから、売り上げが上がれば嬉しい儲かったら嬉しいと言われる方もおられますが、その先を聞くと答えられなかったりします。いわゆる手段の目的化ですね。
また、(どうなったら嬉しいかという)理想はあるけど実現するのは難しいと考えてる方。
これまた、最初の事例で説明すると
(喫煙希望のお客さんが多いのに)禁煙にして、営業日数を減らして、値上げするというのはどう考えてもお客さんが減って売り上げが下がるという不安があります。
二つめの事例だと
安売りや値引きで成り立ってるのに、値上げをしたりお客さんを選んだりするとお客さんが減って売り上げが下がるという不安があります。
どうすればいいかなんとなくわかってるけど怖くて踏み出せないというわけ。
オモシロタノシズムの「人生を変えるショートカット」として
自分が(意識的無意識的に関わらず)避けてることや「それだけはないわ」ということと向き合う
というのがあるのですが、まさにこれ。
というわけで僕が経営者の相談にのるときに考えてることは、
どうなったらこの人が一番喜んでくれるだろう?ということと、どうすればそれを実現できるだろう?ということです。
ついでに書くと
僕にとって、実現する方法が、デザインなのか?マーケティングなのか?ブランディングなのか?コピーライティングなのか?仕組み化なのか?コンサルティングなのか?コーチングなのか?は後から考えることで、実現さえできればなんでもいいと思ってるのですが、それらの方法から考え始めるからうまくいかない人が多い気がします。
はい、やり方の前のあり方が大事ですよという話ですね。伝わってますか?
何かの参考になれば嬉しいです。
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